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原始土器之美-大汶口遺跡出土文物-山東文物系列(4)(P)

シリーズ山東文物4:原始土器の美 大モン口遺跡出土文物

特展圖錄/山口縣立萩美術館/2003/21x29.5/89P/日/彩色圖版106幅

 大もん口文化は、紀元前約4000年~2500年にかけて現在の山東省の地域に展開した新石器時代の文化です。大もん口文化の土器には、紅陶、灰陶、黒陶、白陶、彩陶があって、色とりどりであった上に、土器の種類も豊富で、現代のわたしたちが想像する以上に豊かな文化を創造していました。大もん口文化発見のきっかけとなったのは、その文化名のもとともなった大もん口遺跡の発掘で、検出された墓地やその出土品は中国古代文明の成立過程を考察する上で多くの資料を提供し、多くの学者を魅了してきました。本展覧会では、山東省博物館、山東省文物考古研究所、済南市博物館が所蔵する大もん口遺跡の土器106点を通して、中国文明揺籃期の土器製作技術と古人の創造性あふれる造形力、そして豊かな新石器時代社会を紹介します。

NT$ 950