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遣唐使の見た中国と日本-新発見「井真成墓誌」から何がわかるか(P)


専修大学西北大学共同プロジェクト 編/朝日新聞社/2005/12.5x19/日/355P/9784022598806

 8世紀の唐・長安で「天の原ふりさけみれば春日なる」と望郷の想いを歌にした阿倍仲麻呂。同じ時期、異国の都で没した一人の日本人がいた。2004年秋、存在も知らなかった遣唐留学生「井真成」の墓誌発見に日本中が驚愕した。「井真成」とは誰か。長安のどこに住んでいたのか。何をしていたのか。玄宗皇帝との関係は?死因はわかるのか?誰が弔ったのか?日中の専門家が一堂に会した共同シンポジウムの激論を書籍化。最新データと考察から、一人の留学生の生きた「遣唐使の時代」を再現する。
 阿倍仲麻呂と同時期、唐・長安で亡くなった1人の日本人青年留学生がいた‐日中の第一人者執筆陣が「井真成とは誰か」をめぐって激論。

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