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綠青Rokusho Vol.6 懐石の器 向付様様 むこうづけさまざま(P)


資訊雜誌/瑪莉亞書房/2012/19x26/日/99P/全彩色圖版/9784895115759

 
向付は桃山時代発祥の茶懐石の器、いわゆる食器であるが、それらは日本人の感性や美意識が凝縮された存在であり、現代に繋がる“うつわ大国ニッポン”を表すにふさわしいものである。歪んだ形、稚拙な絵付けなど、一見未熟とも思える姿を面白がる先人達のセンスは、“約束事だらけの茶の湯”に、一箇所だけ開いた自由の窓をもたらしたのである。
 本書では、そんな向付を、桃山時代から近代までの主な産地・作家の作品150点ほどを選定し、紹介いたします。研究者、料理人、古美術商など、立ち位置の違うそれぞれの専門家からの文章も収録しています。

【掲載作品】
織部・黄瀬戸・志野・唐津・天啓赤絵・南京赤絵・古染付・源内焼・尾形乾山・古清水・楽・永楽・川喜田半泥子・北大路魯山人・ラリック・バカラ・阿蘭陀・初期鍋島・古九谷・古伊万里・高取・御深井など


NT$ 1,260