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茶の湯の曲物:木具師の仕事、そのわざと美(P)


橋村萬象 著/淡交社/2013/18.5x26/日/93P/彩色黑白圖版/9784473038517

 杉や檜の板を薄く削り、曲げて形づくる「曲物(まげもの)」は日本古来の文化です。木ならではの軽やかな存在感をいかして、茶の湯の道具としても木地曲水指や八寸、建水、香合などに広く用いられています。やきものや塗物に比べ、これまであまり語られることのなかった茶の湯の曲物について、実作にあたる橋村萬象氏が様々な角度から紹介します。古くは禁裏御用の木具を制作した「有職御木具師」の歴史を持つ同家ならではの貴重な資料も満載。巻末には、曲物の扱いをメインとした実用に役立つ対談も収録しています。

NT$ 990