森川如春庵の世界:茶人のまなざし(P)


編號: SO090291
定價: NT$1,400

著者: 特展圖錄
出版社:名古屋市博物館
出版年:2008年
SIZE: 22.5x30 cm
頁数: 289頁
語言: 日
圖版: 彩色圖版222幅
ISBN:無

内容+++

 如春庵森川勘一郎(1887~1980)の名は、三井財閥の総帥鈍翁益田孝(1847~1938)らとともに佐竹本三十六歌仙絵巻の切断に立ち会い、巻頭の「柿本人麿」を引き当てた人物として、あるいは今は切断されてそれぞれ国宝や重要文化財に指定されている紫式部日記絵詞の発見者として知られていますが、後世森川如春庵の名を最も高からしめたものは、本阿弥光悦作の茶碗「時雨」を所持していたことでした。

 昭和42年、43年の二度にわたって名古屋市に寄贈された「時雨」を含む如春庵蒐集品188件211点は、平成18年2月16日に一括して名古屋市博物館に移されました。

 本展覧会はこの移管を機に、寄贈資料のみならず、昭和の大茶人であり、古美術品蒐集家であった如春庵がかつては所持し、今は他所にあってそれぞれ高い評価を得ている茶道具・美術品を一堂に会し、如春庵蒐集の精華を再現しようとするものです。