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開府400年記念 名古屋城特別展「武家と玄関 虎の美術」(P)

特展圖錄/名古屋城/2010/21x30/日/128P/展品45件/彩色黑白圖版

 名古屋城本丸御殿はじめ、二条城や江戸城には、玄関の障壁画として勇猛な虎が描かれていました。虎は日本に生息せず、中国や朝鮮では獰猛な山の神であり、仙人や高僧をまもる従者とみなされました。今回の展覧会は、名古屋城本丸御殿の玄関襖絵に焦点があてられ、なぜ玄関に虎が描かれたのかを探ります。あわせて、江戸時代に描かれた虎の名画が紹介されます。京都の南禅寺、香川県の金比羅宮、本州南端串本の無量寺など、全国の虎の襖絵や、京都御所の奥深く、天皇が毎晩おやすみになった部屋の襖などもはじめて名古屋に出品され、総点数45件112点(うち重要文化財10件47点)が展覧されます。

NT$ 1,700