書の巨人-西川寧(生誕100年記念特別展)(P)
Classicism in modernity: The calligraphy of Nishikawa Yasushi

編號: SW00201
定價: NT$1,200

著者: 特展圖錄
出版社:東京國立近代美術館
出版年:2002年
SIZE: 21.5x29.5 cm
頁数: 163頁
語言: 日&英Cap
圖版: 彩色插圖77幅
ISBN:無

内容+++
 
 西川寧は、明治から昭和にかけて活躍した著名な書家西川春洞の三男として東京に生まれ、幼少より、父の薫陶を得て書に親しみ、泰東書道院・謙慎書道会の創設にも加わりました。
 その後、30代はじめには中国清代の書家・趙之謙に傾倒し、造形的表現を追及する独自の創作活動を続け、昭和30(1955)年に芸術院賞受賞、昭和44年に芸術院会員、昭和60年には文化勲章を受章。昭和の書壇を代表する書家として活躍しました。
 一方、昭和13年より3年間外務省在外特別研究員として北京に留学し、中国文学・金石学を学びました。昭和22年より37年まで東京国立博物館調査員となり中国書跡の調査研究に取り組み、昭和35年には「西域出土 晋代墨跡の書道史的研究」で文学博士となりました。
 また『書の変相』『書というもの』『書道講座』などの著作もあり、書道史と書の理論の両面にわたる実証的な研究をなしました。
 さらに慶應義塾大学・東京教育大学(現筑波大学)で教鞭をとるほか、現代書壇の発展にも大きく貢献しています。
 本展では、古典学習の基本である臨書、趙之謙を基盤としながらも独自の展開を見せた楷書、そして文字学を基盤とした篆書に分けて陳列します。