表紙 CA18001

安陽小屯-夏商周断代工程叢書(H)


中社科院考研所 編著/世界図書出版公司/2004/21x28.5/中&英ダイジェスト/256P/カラー図版8点/白黒図版40点/イラスト90点

 中国社会科学院考古研究所が1975年〜1985年、河南安陽小屯村にて行った科学発掘のレポート。
 1928年に安陽にて商代宮殿宗廟エリア、王陵エリア、各加工場跡、居住集落跡が発掘され、同時に大量の甲骨卜辞、青銅器、玉器、陶器等の遺物も出土し、この地が文献に記載されていた商王<盤庚遷殷>の跡であると証明された。
 今回の発掘は小屯村西の宮殿宗廟エリアで、商代房基49座、窯穴165個、土坑豎穴墓26座、陶棺葬4個、祭祀坑17個の整理が行われ、内、商王武丁の配偶者であった“婦好”の墓は、現在まで盗掘を免れた唯一の商代王室ファミリーの墓葬であり、本書ではその発掘の全過程と関連研究の成果を収録している。

NT$770